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SCL21 Galaxy S3 Progre 4.0.4 で高音質コーデック APT-X を利用する

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Bluetooth の A2DP コーデックにはいろいろな種類がありますが APT-X と呼ばれる非常に高音質なコーデックが存在します。 グローバル版を含む世間一般の Galaxy S3 ではこのコーデックに標準対応しているのですが、なぜか au の SCL21 Galaxy S3 Progre では対応していなかったので対応させてみました。 手順 差し替え用ファイル をダウンロードして展開します リカバリモードにしてメニューから /system をマウントします 以下のコマンドを実行します $ adb push audio.a2dp.default.so /system/lib/hw/audio.a2dp.default.so $ adb push audio.so /system/lib/bluez-plugin/audio.so $ adb push libbt-aptx-4.0.3.so /system/lib/libbt-aptx-4.0.3.so $ adb push audio.conf /system/etc/bluetooth/audio.conf $ adb shell chmod 644 /system/lib/hw/audio.a2dp.default.so $ adb shell chmod 644 /system/lib/bluez-plugin/audio.so $ adb shell chmod 644 /system/lib/libbt-aptx-4.0.3.so $ adb shell chmod 644 /system/etc/bluetooth/audio.conf レシーバに出力するときに、logcat で aptx 関連のログが出ていればおそらく成功です。 差し替え用ファイルについて 単に  opensource.samsung.com  からダウンロード出来るソースコードを、GLOBALCONFIG_BLUETOOTH_APT_X_SUPPORT を有効にしてビルドしただけです。 つまり SCL21 もソースコード的には対応しているものの、出荷時に無効化されていただけのようです。近々 4.3.0 にバージョンアップされる噂も...

SCL21 Galaxy S3 Progre の初期(Stock) ROM の入手方法

SCL21 Galaxy S3 Progre の初期(Stock) ROM は  sammobile  から普通にダウンロード出来ます。(要登録) 将来的に SCL21 がバージョンアップされて、sammobile から入手できない場合は、Kies でシステムを更新・上書きする際のテンポラリディレクトリから拾うことができます。 詳しい手順は google で Kies ファームウェア temp で検索 してみてください。 入手できた ROM(tar.md5) は odin3 で書き込むことができます。完全に初期状態に戻してそのまま使う場合は Triangle Away でカウンタをリセットするのを忘れないように注意してください。 でないとおサイフケータイが使えず、再度カスタムリカバリやカスタムROM を焼く羽目になってしまいます。

SCL21 Galaxy S3 Progre で root を取得する

Galaxy S3 Progre を買ったのでメモ。 まずは下記の方法で root を取得しました。 http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2150160 上記スレッドの中で出てくる CWM Recovery の最新版は以下にあります。 https://github.com/kbc-developers/release/wiki/sc06d これらのファイルで問題なく root は取得できるのですが、上記スレッドの中でも説明があるように画面が上下逆になってしまい使いにくいです。 そこでカーネルだけ SCL21 純正のものに差し替えたものを別途作りました。 https://sites.google.com/site/iroiromemofiles/home/SC06D-JB-KBC-20130428-AOSP_SCL21-recovery-odin.tar.md5 さて、これから SC-06D の成果を SCL21 でも使えるようにソースのマージを頑張ってみようと思いますが、単にマージしただけでは起動しなかったので道のりは長そうです。